疲れたときや夏バテにおすすめ!クエン酸をたっぷりとる方法

2. サプリを食事に置換える

疲れた日はどのように過ごしますか?栄養たっぷりの食事をとる、睡眠をたっぷりとる、リラックスするために音楽を聴くなど方法は色々ありますよね。今回は、肉体的な疲れを感じたときにおすすめのクエン酸について、効果的なとり方と一緒にご紹介します。

クエン酸たっぷりのジュース
ビタミンたっぷりな食材は

疲れを感じた時におすすめの、クエン酸

疲労回復のサプリメントの原料のひとつに、クエン酸があります。サプリメントにになじみのない方は、お掃除やジャムづくりなどの用途として聞いたことがあるのではないでしょうか。そんな身近なクエン酸ですが、私たちの体の中で合成される成分で、エネルギーをつくる重要な働きをしています。その働きは「クエン酸回路」(TCA回路)と言われ、クエン酸や酢酸、リンゴ酸などが体の中で回路のように変換され、私たちの元気の素のエネルギーを作ってくれます

私たちの体に必須のクエン酸ですが、普段栄養のある食事をしていれば不足はしません。ですが、いつもよりもたくさん運動したとき、疲労感が強いときにとってあげると効果的です!

クエン酸の必要量

サプリメントとしてクエン酸を配合するときは、だいたい1g~5g配合しています。ですがクエン酸は体で合成できる成分ですので、クエン酸の多めの食品を普段より多めにとってあげるだけでも気持ちは違います!1gでもよいので、クエン酸の多い食事を普段よりとってみませんか?

クエン酸の多い食品とは

クエン酸の含有量の多い食品1を、下記に表にしました。とりたいクエン酸の量をいれると必要な食品の量が出てきますので、参考にしてみてくださいね。

クエン酸の多い食品は、ダントツでレモン果汁です。レモン果汁ならレモンスカッシュやはちみつレモン、レモンサワーなどいろいろな飲み方があるのでおすすめです。また、他の酸味の強い果物もクエン酸が多いため、デザートに果物をとりいれるのもおすすめです!

ちなみにリンゴ酸の量も計算器に入っているのは、リンゴ酸もクエン酸回路で作用するため参考に入れてみました。

おすすめのクエン酸ドリンクのつくりかた

もっとクエン酸をとりたい!という方は、粉末のクエン酸を使ってドリンクをつくってみませんか?クエン酸は薬局やスーパーなどに売っており、手に入りやすいのでおすすめです。

クエン酸の酸味はレモンや梅干しの酸っぱさの素なので、さわやかでなじみのある味です。お酢よりもツンとした感じはないので、飲みやすく普段のドリンクにピッタリです!しかも疲れていればいるだけ、酸味を感じにくいといわれています。今日の疲れはどれくらいか、疲れのバロメーターをチェックしてみても面白いですよ(笑)。

クエン酸ドリンク

コスパ抜群!クエン酸水

・水または炭酸水 200~500mL
・クエン酸 小さじ1(約3g)
・はちみつ お好みで
※炭酸水を使いたいときは、クエン酸を先に入れてからにしたほうが発砲して噴き出しにくいのでおすすめ。

一番安くできるシンプルなドリンクです。また、水のペットボトルにクエン酸を入れるだけなら、簡単で衛生的でおすすめです。ですが、炭酸水のペットボトルにクエン酸を入れる際は、噴き出す可能性もあるため少しずつ入れるようにしてみてくださいね。

ジュースやスポーツドリンクに混ぜるだけ クエン酸ジュース

・柑橘系のジュースまたはスポーツドリンクまたはスポーツドリンク 200mL(コップ1杯)
・クエン酸 小さじ1/2(1~1.5g)

柑橘系のジュースやスポーツドリンクにはもともとクエン酸が含まれています。そこにクエン酸を混ぜればさらに疲労回復効果がUP!もし作っている方は、シソジュースなども相性がよくおすすめです。

お酒が好きな方はサワーにも

・果汁(レモンなど柑橘系がおすすめ)30mL程度(お好みでなくてもOK)
・水や炭酸水 140mL
・焼酎 60mL
・クエン酸 小さじ1/2(お好みで)

一日の疲れをお酒でふっとばしたい方は、こちらもおすめ。もともと酸味のある果汁なら、クエン酸との相性もばっちり。さらにレモンサワーならもともとレモン果汁にクエン酸がたっぷり含まれているので、クエン酸の量もUPします。お酒の量はお好みで調整してくださいね。

クエン酸がとりにくい場合は、お酢もおすすめ

クエン酸と酢酸、実は疲労回復という意味では同じ働きをします。なぜなら酢酸もクエン酸回路にはいってエネルギーを作り出す働きをしているからです。例えばお寿司、モズク酢や酢の物、お酢のドリンクを飲めば、クエン酸を飲むのと同じ作用が期待できます。クエン酸はとりずらいな~と思った方は、ぜひお酢をとり入れてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。クエン酸は食品からもとりやすいですし、クエン酸自身も手に入りやすいものなので、今日は疲れたなーというとき、夏バテでやる気がおきないとき、クエン酸をとりいれてみてくださいね。クエン酸が苦手な方は、お酢の入った食事をとり入れるのもおすすめです。

※.参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

  1. 参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂) ↩︎

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