飲むだけダイエットサプリで話題のエラグ酸。よく見ると、色々な商品に配合されています。そんな人気のエラグ酸ですが、普段の食事からとれたらいいですよね。どのような食品に含まれているのか、どの食品をどれだけ食べるのがおすすめか、探っていきます。

エラグ酸とは
優れた抗酸化作用をもち、健康に役立つ働きが期待できるエラグ酸。ポリフェノールの一種で、美白成分としても知られています。
最近は血中LDLコレステロールや中性脂肪、体脂肪を減らすことから、ダイエットサプリに配合されており、「飲むだけダイエット」で話題の成分です。
おすすめの食品と、量
エラグ酸はフルーツやナッツなどに含まれています。熱にも強いので、調理しても減衰しにくいところも嬉しいポイントです。一方で、水には溶けやすいため、煮たりするときは煮出し液もなるべく捨てないようにすることがおすすめです。
サプリメントに配合されているエラグ酸の量は、機能性表示食品でも3mgからと、少ない量でも結果の出ている成分になります。ずは3mgから目指してみませんか?
食事でとるには
植物に含まれる成分ですが、特にフルーツやナッツに多く含まれているので、普段の食事からとることが可能です。
エラグ酸の量を分析したデータ1がありましたので、下記に食品の量を逆算できる表を作成しました。分析は一例ではありますが、3mg程度サプリメントに頼らず食品からとることができます。デザートやおやつにフルーツやナッツを追加してエラグ酸をとりませんか?
エラグ酸のおすすめのとり方
分析値1からすると、エラグ酸はクルミや栗からとるのが効率的です。特に薄皮(渋皮)の部分に含まれているので、薄皮は取らずに一緒に食べたほうがエラグ酸がとれます。表には入っていませんが、その他のナッツのピーカンナッツ、アーモンド、カシューナッツにも含まれています。これらももちろん、薄皮はついたまま食べたほうがエラグ酸が取れますよ。
また、エラグ酸はベリー類から作られたジュースやお酒(ワインやウイスキー、リキュールなど)にも含まれています。ジュースやお酒だけで3mgとろうと思うとたくさん飲まなくてはなりませんが、ナッツと合わせれば楽しみながら効率的にとることができます。
エラグ酸は熱に強いので、ベリー類のジャムもおすすめ。食べ過ぎは糖分のとりすぎになってしまいますが、ベリーの中ではエラグ酸の多かったブラックベリーもジャムなら手に入りやすいですよね。
また、ダイエット中だけどケーキを食べたい!というときは、ベリーやイチゴ、マロンがたっぷり入ったケーキを優先するのもいいかもしれませんね。
- グァバ、ザクロの分析値:J Sci Food Agric 2012;92:1679–1687
その他 ↩︎
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